産業工芸科・生活文化科
産業工芸科では、将来の社会自立・職業生活に必要な基本的知識や技能の習得を目指して、木材加工を中心とした学習を行っています。生活文化科では、社会生活、家庭生活に必要な基本的な知識と技能の習得を目指して、被服製作や調理などの実習を中心とした学習を行っています。

 

教科学習
高等学校職業科に準じた教育課程のほか、障害の種類や程度に応じて全部で六つの教育課程があります。個に応じた指導を通して、将来の社会生活に必要な基礎的知識、技能の習得を目指しています。

 

自立活動
将来の自立と自己実現を目指して、障害に基づく様々な困難や自らの課題に主体的、継続的に取り組んでいます。

 

ワークトレーニング・作業学習
将来の職業生活に必要な、基本的な知識や技能、作業習慣を身に付け、働く喜びと意欲を育てる学習を行っています。肢体不自由の教育課程における教科「社会参加」の科目「ワークトレーニング」では、ビジネスマナーの学習やコンピュータを使った軽作業等を行っています。肢体不自由の生徒の作業学習では、「ハンドメイド班」として、生活小物作りやリサイクル作業を行っています。知的障害の生徒は、学科別に、産業工芸科は「クラフト班」で木工製品作り、生活文化科は「スイーツ&グッズ班」でスイーツや小物づくりを行う他、全員で「オフィスサービス班」として清掃作業や事務的作業を行っています。

 

就業・生活体験
将来の社会生活・職業生活に必要な知識・技能・態度及び習慣を身に付けるために、一般企業や福祉施設の協力を得て、1年時から就業体験、2年時から生活体験を行います。1年生は11月に、2年生は6月と11月に、3年生は6月に行うほか、それぞれ必要に応じて実施しています。